トヤマ・ヤポニカについて

ごあいさつ

ヤポニカの仕事

研究活動 


ごあいさつ

□ 学習者の背景に対応し、学習者の適性を考慮した効果的な日本語教育
  •    多様な学習者それぞれに合ったコースデザインをご提案します。
□ 多文化共生社会を推進する地域日本語支援活動のコーディネート
  •    外国人の社会参加を目的とした新しい日本語支援教室をコーディネートしています。
□ 日本語教師・日本語コーディネーター、日本語支援ボランティアの養成
  •    国内外で、日本語教育機関や地域で、広く活躍する人材を養成します。
□ 日本語教育に関する研究活動
  •   各スタッフが、留学生教育、地域の生活者への日本語教育等、様々な分野の研究を行っています。また、地域日本語教育に資する書籍の出版も行っています。

 

 トヤマ・ヤポニカは1990年に富山県で最初に設立された日本語教育の専門家集団です。 県下で活躍していた日本語教師数名が、組織力を生かし、よりよい教育を行いたいという情熱から設立しました。そして創立以来研鑽を積み、さまざまな方面で日本語教育に取り組んできました。その結果、県下の多くの高等教育機関( 高等専門学校、大学など)・企業・行政機関・一般学習者から高い評価を頂くようになって、今日にいたっております。担当する日本語教育の多様性、きめ細かい指導は全国レベルで評価されています。

日本に住む外国人が留学生にとどまらず増加するにつれ、外国人が、生活者として地域における身近な存在となっています。そのため、日本語教育が果たすべき社会的使命もこれまで以上に幅広く、かつ重要なものとなってきました。このような社会の変化を踏まえ、高等教育機関における留学生教育、企業や自治体から依頼される日本語教育、地域の生活者への初期教育などにおいて、効率的な日本語指導の在り方を充実させていくのはもちろんのこと、社会参加する力の育成をめざす広義の日本語教育に対しても模索し、実践の幅を広げてきました。さらに日本人側の人材養成にも力を注ぎ、日本語教師・日本語コーディネーター・ボランティアの養成にも実践を重ねています。

今後も、地域社会が多文化共生社会となるために日本語教育が何を担えるのか、時代の要請に応えることができる日本語教育のありようについて模索し、さらに富山の地から発信していく所存です。

                        代表理事 中河和子     

中河和子(紹介)

ヤポニカの仕事


 すいぜんすす

推薦の言葉

山崎 恵(姫路獨協大学外国語学部 日本語学科教授) 

トヤマ・ヤポニカとは、私が1990年4月に富山国際大学に赴任して以来のご縁である。富山在任中は7年間にわたり、この会の活躍・発展を目の当たりに見てきた。1997年の4月より姫路獨協大学に転任したが富山を離れても、トヤマ・ヤポニカの目覚しい活躍ぶりは聞こえてくる。 この会の10年の歩みを概観すると、外国人に対する日本語教育、日本語教師養成講座のみに止まらず、県内の日本語教育普及活動からスタッフ同士の研修及び個々人の研究活動まで、活動内容も非常に幅広いことが分かる。富山における日本語教育の一翼を担っているといっても過言ではないであろう。現在は会社組織になったと聞くが、今後益々のご発展を願う次第である